群発頭痛治療症例NO８4　西洋医学の力も借りて、何とか及第点。

• 2023.05.15

約半年ぶりの症例投稿になってしまいました…

今回は３年程前から通院頂いている、３０代女性の症例です。

今症例は症状がとても重く、私の力だけではどうにもなりませんでした。

西洋医学の力も借りて、何とか及第点。

そういった症例です。

症状

周期　半年～１年

期間　２～３ヶ月

発作回数　１～６回→ピーク期はとても多く地獄

使用薬　イミグラン皮下注射、アマージ、プレドニン(ステロイド)

治療経過

１期目：全長期にスタートし、回避成功

２期目(半年後)：同じように治療したはずが、全く効果なく、いつも通りの地獄→私的にはそう思っていましたが、患者さん的には多少の効果を感じて下さったご様子。

３期目(２年後)：かなり周期を伸ばすことが出来ました。

薬の効きもよく、以前はプレドニンを１日に１０錠服用しても症状が抑えきれなかったのが、今回は開始期と終了期は１日２錠、ピーク時は１日４錠でしっかりと抑えることが出来ていました。本来プレドニンは使用しない方が良いのですが、そこまで私の力が及びませんでした。

他、イミグラン皮下注射とアマージも併用しましたが、数は抑えられていたと思います。

また期間も１ヶ月と１週間とかなり短縮されました。群発期は精神崩壊状態になってしまう方でしたが、今期は正気を保ち、お出掛けも出来ていました。

患者様としては、かなりの改善に喜んでくださり、とても良かったです。

ただ本音を言えば、私的には及第点。まだまだ力が足りないなと、思う症例でした。