院長ブログ
ランナー膝の原因はO脚だった?私の復帰ストーリーと治療法
- 2025.03.06
こんにちは!
スタッフの松下です.
皆さんは、健康維持のために
ランニングをされている方も多いと思います。
その中には、膝の外側が痛くなる「ランナー膝」に
悩まされたことがある方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
実は私自身もランナーではなく、
ジャンパー兼スプリンターですが、
ランナー膝に悩まされた経験があります。
今回は、私がランナー膝を発症した経緯と、
どのようにして競技に復帰したのかを
ご紹介したいと思います。
<ランナー膝発症のきっかけ>
私がランナー膝を発症したのは令和4年9月でした。
その年の5月に陸上競技の三段跳びで自己ベストを更新し、
さらなる記録更新を目指して練習を続けていました。
しかし、次第に歩行やジョギング、階段の上り下りで
左膝の外側に耐えがたい痛みが出るようになりました。
ランナー膝は、大腿部の外側にある「腸脛靭帯」が緊張し、
膝の外側の骨と繰り返し擦れ合うことで痛みが発生します。

↑赤線部分が青丸部分と擦れ合い、痛みが生じる。
<治療と長引く痛み>
一般的には、腸脛靭帯に付着している「大腿筋膜張筋」の
緊張を緩和すると良いとされており、
私はストレッチやセルフマッサージ、
通院していた鍼灸院での鍼治療を
4か月以上継続しました。
しかし、痛みは一向に改善しませんでした。
そこで、別の鍼灸整骨院で診察を受けたところ、
痛みの根本原因は「O脚」にあるのではないか?
という結論に至りました。

↑腸脛靭帯 ↑大腿筋膜張筋
<O脚とランナー膝の関係>
O脚とは、両膝が外側に湾曲してしまう状態です。
当時の私は内くるぶしをそろえたとき、
膝の間に指3本が入るほどのO脚でした
(一般的に指3本以上入ると軽〜中度のO脚とされます)。
膝が外側に開くことで腸脛靭帯と膝の骨の摩擦が増え、
痛みが発生していたのです。
さらに、私のO脚の原因は10年以上前の
足首の捻挫にありました。
捻挫後、無意識のうちに体重を外側に逃がす癖がつき、
これが膝が外側へ流れる動作を招いていたのです。
<効果的だったリハビリと復帰への道>
この問題を解消するために、次のアプローチを実施しました.
・腓骨筋と内側ハムストリングスの強化トレーニング
・大腿筋膜張筋の緊張を解く鍼治療とマッサージ
これらを徹底して行った結果、
約1ヶ月で競技に復帰することができました。
<まとめ>
ランナー膝は腸脛靭帯の摩擦による痛みだけでなく、
姿勢や過去のケガが原因となることもあります。
長引く痛みやなかなか治らない症状がある場合、
身体のバランスやアライメントを専門家に
チェックしてもらうことが重要です。
もしランニング中の膝の痛みに悩んでいる方は、
一度ご自身の姿勢や筋力バランスを見直してみてください。
適切な治療とトレーニングを行うことで、
より早く快適なランニングライフを
取り戻せるかもしれません!
以上、私の経験がご参考になれば幸いです!
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