院長ブログ
五十肩で腕が上がらない原因は“拮抗筋”?改善につながる施術のポイント
- 2025.05.12
こんにちは、スタッフの松下です!
最近、五十肩でお悩みの患者さんを
多く担当する機会がありました。
その中で、共通したアプローチによって
腕の動きが改善されたケースがいくつもありましたので、
今回はその施術内容についてご紹介したいと思います🧐
■ 五十肩とは?
正式名称は「肩関節周囲炎」といって、
肩の周りの組織に炎症が起こることで、
関節が硬くなり、痛みや腕の可動域制限が生じる疾患です。
特に40代後半~60代の方に多く見られます。
痛みの原因は、主に肩の筋肉が硬くなってしまうこと。
つまり、適切に筋肉をゆるめてあげることで、
痛みの軽減や動作の回復が期待できるのです😊
■ 腕が上がらない原因は「拮抗筋の硬さ」?
筋肉の仕組みを簡単にご説明します。
関節を動かす際、主に働く筋肉を「主動筋」、
その動きをサポートする「協同筋」、
反対の動きをする筋肉を「拮抗筋」と呼びます。
例えば、腕を上げるには主動筋が収縮し、
同時に拮抗筋がゆるむ必要があります。
拮抗筋が硬くなっていると、主動筋がしっかり働けず、
結果的に動作が制限されてしまうのです😢
■ 腕を上げる動きと関わる筋肉
腕の挙上には大きく分けて以下のような動作があります。
● 屈曲(身体の前方に上げる動き)
-
主動筋:三角筋前部、烏口腕筋
-
補助筋:大胸筋(鎖骨部)、前鋸筋
-
拮抗筋:広背筋、大円筋
● 外転(身体の横から上げる動き)
-
主動筋:三角筋中部、棘上筋
-
拮抗筋:大胸筋、広背筋、大円筋
● 伸展(身体の後方へ引く動き)
-
主動筋:広背筋、三角筋後部
-
補助筋:大円筋、上腕三頭筋長頭
-
拮抗筋:三角筋前部、烏口腕筋
■ 実際の施術で感じたこと
五十肩で来院された患者さんの多くが、
肩の屈曲・外転動作で90°以上腕が上がらない状態でした。
しかし、これらの動作に共通して関わっている
「広背筋」と「大円筋」という拮抗筋を
しっかりゆるめることで、腕の可動域が
改善するケースが多く見られました。
筋肉の構造を理解し、それに基づいた
アプローチを行うことで、
五十肩の改善に大きなヒントが得られると感じています😄
青:広背筋 緑:大円筋
■ まとめ
五十肩の原因は、単に肩の動きが
悪くなることだけではありません。
その裏には「拮抗筋の硬さ」が
潜んでいる可能性があります。
動かない方向の筋肉だけを見がちですが、
反対の働きをする筋肉(拮抗筋)にも目を向けることで
より効果的な施術が可能になります。
今後も、患者さん一人ひとりの身体に合わせた施術を
大切にしていきたいと思います🙌
南浦和•埼玉のマスコミでも紹介された人気の院長先生が直接施術するから安心、話題の悠鍼灸院・整骨院・整体院。南浦和、埼玉エリアだけでなく、東京、神奈川からも通院多数。
〒336-0015
埼玉県さいたま市南区太田窪1848-9
TEL:048-887-5566

ご案内
- 診療時間
-
診療
時間月 火 水 木 金 土・祝日
9:00
~
17:00日 院長
9:00
(10:00)
~
20:00秋葉原
南浦和
秋葉原
南浦和
秋葉原
南浦和
×
松下
平日
16:00
~
21:00
土日
9:00
~
12:00南浦和
×
南浦和
×
南浦和
南浦和
南浦和
山田(悠)
10:00
~
15:00南浦和
南浦和
×
南浦和
南浦和
×
×
- 休診日
-
日曜日
土曜・祝日の診療時間は
9:00~17:00になります
悠鍼灸院・整骨院・整体院
秋葉原院
〒101-0025
東京都千代田区神田佐久間町3-21-6 ポローニア秋葉原Ⅱ201
東京都千代田区神田佐久間町3-21-6 ポローニア秋葉原Ⅱ201
03-5839-2979
南浦和院
〒336-0015
埼玉県さいたま市南区太田窪1848-9
埼玉県さいたま市南区太田窪1848-9
048-887-5566