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群発頭痛とコロナワクチン

• 2021.09.23

群発頭痛持ちの方はこの話題、かなり気になっているのではないでしょうか？

インターネットやSNSでも、群発頭痛とコロナワクチンの関係性が話題になっているそうです。

当院でもコロナワクチンの影響で、群発頭痛が悪化した症例が数例ありましたので、情報をシェアしたいと思います。

※今情報はコロナワクチンを否定するものではありません。

①コロナワクチンがトリガーになり群発期スタート

これが一番よくあるパターンです。ワクチンを接種(特に２回目)して数日で群発期がスタートすることがあります。

ただし、これは群発期が近く、少し前倒しになるといった場合が多いように感じます。来るはずのない時期に始まるというのは、少ない気がしています。

②群発期中に摂取して悪化

群発期中にワクチンを接種し、悪化する症例もみられました。やはり特に２回目の後。発熱し痛みが強くなるといった感じです。

副反応による発熱はアレルギー反応的な炎症が起きますので、それによって血管も炎症を起こします。

悪化も一時的な事が多いですが、長く続くこともありますので、やはり摂取のタイミングは、できる限り群発期を外した方が良いかもしれません。

③もう１回再発

群発期終了２週間後にワクチン接種し、ぶり返してしまった症例が１例だけありました。長い群発歴の中で、再発したことはなかったようなので、明らかにワクチンの影響と考えられます。

１回目の摂取での再発でしたので、２回目は打たないそうです。ちなみにモデルナ社製でした。

当院でも１例しかありませんでしたので、可能性としては低いと考えられますが、こうなってしまうとかなり悲惨です。

以上、群発頭痛とコロナワクチンの関連情報でした。

コロナウィルスが蔓延している現状で、ワクチンの接種判断は難しいところではあります。もし摂取するのであれば、できる限り、安全なタイミングで摂取するようにしてみてください。