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症例紹介！首こり・肩こりの本当の原因箇所は？

• 2025.04.08

こんにちは！スタッフの松下です。

今回は、首こり・肩こりに悩まれていた

患者様の症例をご紹介いたします。

 

 

■患者様情報

M様／40代女性／職業：事務職（パソコン作業が多い）

 

 

■主な症状

・首筋（後頚部）の痛み

・肩の重だるさ

・上を向くと首の後ろが詰まるような違和感

 

 

■施術前の考察

肩こりや首の後ろの痛みは、

ついつい“その部位”だけに原因があると思われがちですが、

実は別の筋肉に問題が隠れていることが多いんです。

 

M様の場合、長時間のデスクワークによる姿勢

（ストレートネック・猫背）が原因の一つと考えられました。

そうした姿勢を作り出してしまうのが、以下の筋肉です。

 

胸鎖乳突筋・斜角筋（首の前側）

小胸筋・大胸筋（前胸部）

前鋸筋・肩甲下筋（肩甲骨周囲）

 

これらの筋肉に触れてチェックしたところ、

特に圧痛が強かったのが「斜角筋・小胸筋・前鋸筋」でした。

 

これらの筋肉が硬くなることで、

首の後ろや肩の筋肉が引っ張られ、

痛みや詰まり感が出ていたと考えられます。

 

 

■施術とその変化

痛みの原因となっていた筋肉を中心に、

リリース（筋肉の緊張をゆるめる施術）を実施。

施術を重ねるごとに、硬さがほぐれていくのが

M様にも私にもはっきりとわかるほどでした。

 

約40分の施術後には、

首筋の痛みが消失

肩の軽さを実感

後頚部の詰まり感も軽減

 

「これで来週からの仕事も頑張れます！」と、

とても喜んでいただけました。

 

 

■施術継続とセルフケアの効果

M様は、昨年8月に初めて来院されました。

その際も、今回と同じ筋肉へのアプローチに加えて、

関節を安定させるための簡単な体操もご案内し、

ご自宅でも継続していただきました。

 

その結果、週1回の施術を約1ヶ月間続けることで

症状が改善し、現在は3～4週に1回のメンテナンス施術で

良い状態をキープされています。

 

お仕事中はついつい姿勢が崩れがちですが、

体操によって姿勢をリセットする習慣が身につき、

以前のようなつらい肩こり・首の痛みは

大きく軽減されているそうです。

 

 

■まとめ

首こりや肩こりは「痛みが出ている部分」だけに

目が行きがちですが、実はその原因が別の筋肉や

日常姿勢にあることが多いです。

 

今回のM様のように、原因を見極めて適切にアプローチし、

さらに日常生活にセルフケアを取り入れることで、

症状は確実に改善していきます。

 

「マッサージしてもなかなか良くならない」

「いつも同じところがつらくなる」

という方は、一度、“本当の原因”を探る施術を

受けてみることをおすすめします！