院長ブログ
腰痛は改善、でも痺れが残る…末端の筋肉に注目した結果は?
- 2025.07.02
こんにちは、スタッフの松下です!
今回は、腰痛と足の痺れを訴えて来院された患者様の症例をご紹介します。
治療を通じて、私自身が学びとなったケースでもあり、同じような症状でお悩みの方の参考になれば幸いです。
■ 患者様プロフィール
50代男性/介護職
主訴:左の腰痛、右太腿前部と右脛〜足の甲にかけての痺れ
経緯:自転車で転びそうになり足をついた際に腰を負傷
痺れについては10年以上前からあり、以前に「坐骨神経痛」と診断されたことがあるそうです。
■ 1回目の治療
触診の結果、以下の筋肉に圧痛を認めました:
腸腰筋(左右)
腰部筋群、殿筋群(特に梨状筋)
ハムストリングス
内転筋
特に腰を後ろに反らす「後屈動作」で強い痛みがありました。
このような症状では、腸腰筋の硬さが影響していることが多くあります。
腸腰筋の近くには、太腿前部(大腿四頭筋)や内転筋を支配する神経が走っています。
ですので腸腰筋の過緊張が神経を圧迫し、太腿前面の痺れを引き起こしていた可能性が高いと判断しました。
また、右足の脛や足の甲に及ぶ痺れについては、
臀部の梨状筋による坐骨神経の圧迫が関係していると考えました。
→ この日は、腸腰筋と殿筋群(特に梨状筋)を中心にリリース。
施術後は痛みが軽減したものの、完全には取りきれない状態でした。
■ 2〜3回目の治療
継続して治療を行った結果、腰痛は徐々に改善してきました。
しかし、右脛〜足の甲にかけての痺れにはあまり変化が見られませんでした。
■ 4回目の治療で見つけた本当の原因
腰痛はほぼ気にならなくなったとのことでしたが、
太腿前部と脛〜足の甲の痺れは依然として続いていました。
これまで梨状筋にフォーカスして治療してきましたが、
改めて坐骨神経の末端走行をたどってチェックしたところ、
「前脛骨筋(脛の前外側にある筋肉)」に強い圧痛を確認!
その部位を押すと痺れが再現され、
リリース後にはこれまで改善しなかった痺れが一気に軽減。
患者様からは「おお!すごく楽になりました!」と驚きの声が上がりました。
■ 今回の症例を通して感じたこと
腰痛についてはある程度パターンが見えてきて、
治療のたびに改善がみられるようになってきたことで、
私自身も自信を持って施術に取り組めるようになってきました。
しかし、神経痛を伴う症状は一筋縄ではいきません。
院長からは、
「神経痛は治療に時間がかかることが多く、
原因が臀部や腰にあるとは限らず、末端の筋肉にあることもある」
とアドバイスをいただきました。
今回の症例では、
固定観念にとらわれず、症状の出ている部位を丁寧に評価することの重要性を再確認できました。
今後も知識・技術の研鑽に努めていきたいと思います。
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