群発頭痛
| 担当 | 施術費 | 所要時間 | |
|---|---|---|---|
| 初診 | 院長 | 12,100円 | 70分 | 
| スタッフ | 9,900円 | ||
| 2回目以降 | 院長 | 6,600円 | 30分 | 
| スタッフ | 5,500円 | ||
| +全身 | 院長 | 9,000円 | 60分 | 
| スタッフ | 7,500円 | 
※全て税込の料金です。初診には初診料も含まれています。
				悠鍼灸院・整骨院・整体院のホームページをご覧頂きありがとうございます。
				「群発頭痛のことなら、このホームページを見れば全て分かる。」
				そう思って頂ける内容になっております。
				
				たくさんの症例経験から得た、生きた情報を載せていますので、群発頭痛で真剣にお悩みの方は最後までお読み頂ければ幸いです。
				
				院長ブログには細かい症例を載せてありますので、そちらもご参考ください。
				また、群発頭痛施術後インタビューや、症状、原因など、YouTube動画にまとめていますので、そちらも是非ご覧ください。
			
				群発頭痛は、一般的にはまだあまり知られていない頭痛です。
				家族や友人が患っていないと、なかなか耳にすることはないと思います。
				
				群発頭痛の症状は非常に強く、群発頭痛、心筋梗塞、尿管結石の3つで世界3大激痛と呼ばれ、その痛みの強さと苦しみは、人の人生を狂わせてしまうほどです。女性の患者様のお話では、群発頭痛の辛さは出産を超えるということでした。※決して出産が楽だということではありません。
				
				他の頭痛と比べ非常に症例数が少なく、その割合は多く見積もっても0.056~0.45%(1000人に1~4人)という報告があります。
				近年は、テレビで取り上げられたり、ハリーポッターで有名なダニエル・ラドクリフさんや、日本ではサカナクションのボーカリスト山口さんが、群発頭痛であることを公表したことにより、少しずつ認知が広がり、群発頭痛と診断を受けやすくなりました。
				
				また、ストレス社会や、女性の社会進出も重なり、その数はは年々増加しています。
				
				それに伴い、当院での群発頭痛のご相談も日々増加傾向にあります。
				開業当初から少しずつ研究と改良を重ね、継続して高い施術満足度とご支持を得ています。
				実際、患者様からたくさんの貴重なご意見をGoogleで頂いています。
				是非、そちらもご参考ください。
			
				症状改善率の上昇だけでなく、安全性も向上し、敏感な体質な方にも安心して施術を受けて頂けるようになりました。
				
				しかし、たくさんの症例を重ねてきた現在であっても、納得のいく結果が出せないことがあります。
				これは治療家として、とても悔しいことではありますが、落ち込んでばかりではいられません。
				これからもたくさんの症例研究を積み重ね、可能な限り、100%に近づけていく努力を続けていきたいと考えています。
				
				皆様からのご相談を、心よりお待ちしております。
			
群発頭痛頭痛の症状
					群発頭痛は名称の通り、群発地震のようにある期間に集中して頭痛が起こります。
					群発頭痛が起こっている期間のことを、群発期といいます。
					
					群発期は短いと半年、平均して1~2年に1回、1~2カ月続きます。
					しかし群発期終わると、頭痛はすっかり消えてしまいます。
					
					群発頭痛の一番の特徴と言えるのが、目の奥の激痛です。
					この痛みがとても特徴的で、緊張型頭痛や片腰痛とは次元の違う激痛となり、目の奥を火箸でえぐるような痛みだと表現されます。
					
					患者様によって、痛みの質は異なり、目の奥を握りつぶされるような痛みであったり、表現は様々です。
					あまりの激痛に、欧米では、ピストルで頭を打ちぬいてしまう方もいるそうです。
					欧米で自殺頭痛と呼ばれている理由は、慢性群発頭痛の割合が、日本人と比べて多いからではないかと言われています。
					
					目の奥の痛みの同時に、涙、鼻水、奥歯の痛み、首筋から肩の張りを訴えます。
					ほとんどの方が群発期の度に同じ側の頭が痛くなりますが、約20%の方が左右両方ともランダムで発症します。
					ただし、左右同時に発作が起きるという事は、ほとんどありません。
					
					発作の起こるタイミングとしては、確かに夜中寝ているときという方が多いようですが、それも個人差がかなりあり、昼夜問わず起こります。
					就寝中の発作は、薬のタイミングが遅れてしまい、苦しみます。
					痛みそのものの苦しさと、寝不足も重なり、肉体的精神的に削られていきます。
					
					回数も1日1回の方もいれば、5回、6回と非常に多いこともあります。
					
					群発頭痛でお悩みの来院が増え、みなさん症状は似ていますが、人によって痛みの強さも違いますし、群発期の長さ、周期もかなり個人差があることがわかってきました。
					
					最近は女性も増えましたが、当院での群発頭痛患者様の割合は、男性が8割、女性が2割と、やはり男性が多いです。
					
					悠鍼灸院・整骨院・整体院で考える、群発頭痛の軽くも重くもない、いわゆるスタンダードな症状をまとめてみました。
					
					・周期は1年~1年半
					・期間は1カ月~1カ月半
					・1日の発作回数は1~2回
					・発作の強さが毎回レベル10、MAXではない。本当に強い別格の発作は数回に1回。
					※当院では痛みのレベルを10段階で評価しています。
					
					これくらいの症状が基準となります。群発期が2週間で終わる方や、毎日発作が出ない方は軽いタイプに分類されます。
					逆に半年おきで2カ月続き、発作の回数が1日4回、しかも毎回MAXに近い痛みに襲われるなんていう方は重いタイプと考えていいと思います。
					
					※群発頭痛の症状は特徴的で、非常にわかりやすいのですが、群発頭痛と決めつけてしまうと、命に関わるような頭痛を見逃してしまう恐れがありますので、必ず専門の医師にご相談下さい。
					
					群発頭痛歴が長い方で、他の病気であることはほとんどありませんが、初めて強烈な頭痛に襲われ、ご相談頂く方の中には問診で「これは、群発頭痛かな?」と違和感を覚え、病院で一度診てもらうよう勧める事があります。
					
					命に関わる病気は今までにありませんでしたが、帯状疱疹や蓄膿症だったという例もありました。
				
群発頭痛と帯状疱疹、蓄膿症の見分け方
					群発頭痛と帯状疱疹の発疹が出る前の初期症状は非常に似ておりますが、帯状疱疹には群発頭痛と異なる特徴2つがあります。
					
					1つ目の特徴は、四六時中痛みが続くことです。
					帯状疱疹には発作という概念がなく1日中ずっと激痛が継続します。
					
					2つ目は痛みが出ている側の皮膚感覚が非常に敏感になります。
					風が吹いたり、髪の毛に触れられただけで激痛が走ることがあります。
					
					しかし、この知覚過敏はごくごく稀に、群発頭痛にもみられることがあるので注意してください。
					このような特徴がみられた場合、群発頭痛と診断された場合でも皮膚科の受診をお勧めします。
					帯状疱疹は、早期発見が後遺症回避のカギとなります。
					
					蓄膿症は群発頭痛の発症初期で症状が弱いときと症状が非常に似ており、たまに市販の鎮痛剤が効くこともあるため、蓄膿症による頭痛と見分けづらいことがあります。
					
					正直申し上げまして、私も症状を聞いただけでは判断しづらく、確定には医師の判断が必要となります。
					群発頭痛と蓄膿症を見分けるためには、耳鼻科で診断を受ける、またはMRIを撮って判明するという方法があります。
				
群発頭痛のメカニズム
					まだまだ明らかにされていないことも多いですが、一番よく言われているのが目の裏の血管、内頚動脈の拡張による炎症です。
					
					それにより、血管を取り巻く三叉神経が刺激され、涙や鼻水などの症状が出ます。
					トリプタン製剤のように血管を収縮させる薬が頓服薬として使用され効果を発揮していますので、血管が拡張して炎症や神経を刺激していることは間違いないと思います。
					
					しかし当院では、この血管の拡張を根本原因とは考えていません。
					
					血管の拡張、及び神経の炎症は二次的なものであり、まず第一の原因として、首や肩の筋肉のコリにあると考えています。
					
					「首や肩のコリが原因??」
					「あの激痛がコリなんかが原因のはずはない!」
					そう思われる方が多いのではないでしょうか?
					
					自分で揉んでみたり、マッサージを受けて、悪化した経験があり、触るのが怖いなんて方も多いでしょう。
					
					では、何故それでも、コリが原因と考えているのか。
					その答えはとてもシンプルで、治療の結果として、多くの群発頭痛が改善されてきたからです。
					
					コリを改善すると群発頭痛が改善する理由として、元は血流が悪いという事が考えられます。
					「血管が拡張するのに血流不全!?」なんて思われるかもしれません。
					
					確かに結果的に血管が拡張して発作が起こりますので、不自然に思われるのも無理はありません。
					では、そう考える理由をご説明します。
					
					後頭部の筋肉群にコリがあると、脳の血流は悪くなります。
					脳の血流が悪くなると酸欠になり、これを異常と感知します。
					人間の体は常に一定を保とうとする力(ホメオスタシス)を持っていますので、この状態を回復させようと一気に血管が拡張するということになります。
					この血管の急激な拡張により血管を取り巻く三叉神経が炎症を起こし、激しい痛みを引き起こすというわけです。
					
					ですから急激な血流増加が悪いのであって、血流をできるだけ安定させることで、群発頭痛が改善していくということです。
					このことから、知識なくマッサージしてしまう事は、リスクが高いことだと、理解して頂けるのではないでしょうか。
					
					では、何故そもそも群発期になると、急にコリが発生するのか。
					
					以前は、三叉神経の中枢がある脳幹の橋に原因があるものだと考えていました。
					
					日本神経学会の論文によると、三叉神経過剰興奮副交感神経活性化説が最新の仮説となっています。
					名称が長く、さっぱり分からないと思いますので、簡単に説明します。
					
					まず、大元の原因は視床下部にあるという事です。
					視床下部は大脳と脳幹の間に位置しています。※広義には脳幹に含みます。
					
					視床下部の主な役割として、内分泌(ホルモン作る)や自律神経の調節があります。
					体温調整、ストレス応答、摂食行動、睡眠覚醒など様々な生理機能を管理しています。
					
					この視床下部から三叉神経節に何らかの刺激が伝わります。
					その刺激によって、三叉神経系の活動が高まり、その結果炎症の原因となるCGRPというたんぱく質の異常放出が起こり、群発頭痛の発作が発生します。
					
					かなりざっくり説明すると、このようになります。
					
					という事は、視床下部に何らかの異常があるのではないかと推察します。
					それについて、論文では記載がありませんので、現段階では不明とういことでしょう。
					
					私の個人的な仮説ですが、脳幹に細胞単位で悪性腫瘍のような物があるのではないかと考えています。
					悪性腫瘍というと恐ろしく感じてしまいますが、これはあくまでも細胞単位での話で、命に関わるものではないとします。
					
					そもそも人間の体には、日常的に癌細胞が出現し、これを自己免疫でやっつけています。
					これが視床下部にできやすいのではないかと。
					
					正直この仮説は、私自身でもトンデモ論という事は自覚しています。
					西洋医学の画像診断が発達し、早くこのトンデモ論が覆ることを願うばかりです。
				
					
					他にも骨格の歪み、自律神経、帯状疱疹ウィルス、内臓機能の低下などの原因が挙げられます。
					どの原因にアプローチしても、ある程度の効果はありますが、結果論として、やはり根本は視床下部だと結論付けています。
					
					ただし、私にせよ西洋医学にせよ、治療や研究は日々進んでいます。
					これは、現段階での仮説的推論という事をご理解下さい。
					
					また院長山田は、医師ではありませんので、画像診断や解剖などの研究はできません。
					すべて臨床の結果から導き出された仮説だということも、ご理解お願い致します。
					
					※一般的に群発頭痛はひとくくりの病気に分類されていますが、多くの症例をみていると、群発頭痛の症状には様々なパターンや性格があることがわかってきました。
					
					その性格によって改善されるパターンがかなり変わってきます。
					
					ですから初めて当院で治療を受けて頂いたときは、その性格を把握することが非常に重要になります。
					その性格をつかむまでに時間がかかってしまうこともありますが、1度その性格をつかんでしまえば、また次の群発期も同じように施術を行うとかなり高い確率で改善されますので、精神的に非常に楽になり、群発期への恐怖心がなくなります。
					
					このように当院で初めて治療される群発期は、多くのデータが取れますので、群発期中は非常に辛く、改善までに時間がかかると心が折れてしまいそうになりますが、是非粘り強く通院していただけたらと思います。
				
発症の原因
					群発頭痛発症の一般的な原因としてあげられるのが、ストレスや不規則な生活・タバコ・お酒です。
					加えて、食事や化学物質などがあります。
					これらは全て間違いではなく、群発頭痛の原因は複合的であり、また人によって原因も異なると考えられます。
					
					どの項目にも該当せず、全く原因が分からないということもありますが、やはり皆さん共通して、視床下部に異常が現れやすく、その症状が群発頭痛となっているということが根幹にあるのではないでしょうか。
					
					まとめますと、ストレスやタバコ、お酒などは症状を助長したり、発症リスクを高めることになりますが、必ずしも絶対条件ではないということです。
					
					できる限り健康的な生活を送り、お酒は群発期以外はほどほどに、タバコは止めた方がベターということになります。
					皆様ご存知の通り、群発期中の飲酒は99%発作を誘発しますので、絶対NGです。
				
群発頭痛の薬について
					●トリプタン製剤
					群発頭痛と言ったら、まずはトリプタン製剤。
					
					トリプタン製剤は、イミグラン(スマトリプタン)、マクサルト(リザトリプタン)、ゾーミック(ゾルミトリプタン)、レルパックス(エレトリプタン)、アマージ(ナラトリプタン)の五種類があります。
					イミグラン点鼻薬、皮下注射を使用している方が多く、個人差はありますが、タイミングよく使うとかなりの鎮痛効果があります。
					
					ただし、点鼻と皮下注射はジェネリックが今のところなく、保険適用で、点鼻が約300円、皮下注射が約1000円と、大きな負担となります。
					大きな負担ですが、あの痛みには変えられないということです。
					
					その他、錠剤系はジェネリックが出ており、保険適用にて、一錠約100円の負担です。
					また、点鼻と皮下注射は、薬物乱用頭痛になる例もあり、「群発期が長くなった。」「痛みを後回しにしているだけ。」「60歳を超えても群発頭痛が治らない。」等のご意見を耳にします。
					ですから、施術で症状を軽減し、薬の数をできる限り抑えることが、肝要です。
					
					アマージを処方される例も多く聞くようになりました。アマージはイミグランのように即効性はありませんが、就寝前に飲むことにより、就寝中に起こる発作を未然に防げるので、夜中に発作を起こす方にとっては非常に有効な薬だと感じます。
					
					薬にはかなり相性といものがあり、その他のトリプタン製剤を使用している方もいらっしいます。
					どれか自分に合う薬を知っておくことで、もしもの時の安心感が全く違います。
					医師に相談しながら、色々と試して下さい。
					
					ロキソニンやバファリン、イブなど、一般的な鎮痛剤は基本的に効かない方が多いようです。
				
					●予防薬
					その他、病院では、抗てんかん薬(デパケン・バルプロ酸ナトリウムなど)、虚血性心疾患治療剤(ワソラン・ベラパミル塩酸塩)、抗うつ剤(トリプタノールなど)、漢方薬(五苓散、呉茱萸湯)が、予防薬として処方されます。
					
					●酸素吸入
					酸素吸入も個人差はありますが、一定の効果をあげているようです。(平成30年4月から酸素吸入機のレンタルが保険適用になりました。)
					ただし、月単位のレンタルであることや、費用(約24000円/月)、処方してくれる病院も少ないことから、少しハードルが高めです。
					市販で売っているスポーツ用の酸素ボンベは、濃度が薄くてあまり効果がありません。
					酸素カプセルが有効なこともあるので、強い発作の時は一つの選択肢かもしれません。
					
					●ベンザ鼻炎スプレー
					インターネットでよく知られているベンザ鼻炎スプレーは最初良く効くようですが、使用を重ねているうちに効きが悪くなって来ることが多いようです。
					
					●ステロイド剤(プレドニン)
					個人的にとてもリスクが高いと思っている薬が、ステロイド剤のプレドニンです。
					プレドニンは服用すると、嘘のように発作がなくなることもあるのですが、副作用が非常に多く、中でも糖尿病を発症してしまうパターンが怖いです。
					
					また、断薬後にすぐ発作をぶり返してしまうことがあり、この繰り返しで、半年~一年群発期が続いてしまった症例もありました。
					まさに諸刃の剣といった感じで、処方を避ける医師さえいます。
					ステロイドに関しましては、個人的な意見ではございますが、十分ご注意下さい。
					
					●エムガルディ・アジョビ・アイモビーグ
					片頭痛の新薬、エムガルディ・アジョビ・アイモビーグ(ヒト抗CGRP受容体モノクローナル抗体製剤)。
					トリプタン製剤とは異なる形でCGRPをブロックする薬です。
					日本では、2021年から使用可能になりました。
					
					群発頭痛においては、発作の痛みレベルが下がったという声を聞きます。
					痛みの平均レベルが高く、発作回数が多いパターンの方には、一考の余地あり。
					
					※当院は病院ではありませんので、薬の処方はできません。お近くの専門医(脳神経外科・脳神経内科)にご相談ください。また薬についてのデータは、患者様から問診で得たものになります。絶対的なものではありませんので、あくまで参考程度とご理解ください。
					
					※当院で病院を紹介可能です。薬でお悩みの際は、遠慮なくお申し付けください。
				
					
						※当院は病院ではありませんので、薬の処方はできません。お近くの専門医(脳神経外科・脳神経内科)にご相談ください。また薬についてのデータは、患者様から問診で得たものになります。絶対的なものではありませんので、あくまで参考程度とご理解ください。
						
						※当院で病院を紹介可能です。薬でお悩みの際は、遠慮なくお申し付けください。
					
				
群発頭痛の治療方法
					開業から、群発頭痛に全てをかけて、様々な治療方法を試し、今の施術の形ができました。
					今現在の施術が、最新最良の形ということになります。
					
					具体的には独自の整体技術を中心とし、患者様の状態によっては、一部針治療を加えます。
					※針治療が行えないスタッフもおりますので、予約時にご確認お願いいたします。
					問診もしっかりと行い、患者様の体質、症状、経過をしっかりと見極めます。
					非常に敏感な体質でも、それに合わせた施術をさせて頂きますので、ご安心ください。
					また、針治療は非常に効果的ですが、必須ではございませんので、生理的に受けつけない方は遠慮なくお申し付けください。
					
					自覚症状の有無に関わらず、ほぼ全ての群発頭痛患者様に、首から肩にかけてのコリが存在しています。
					当院ではこのコリこそが群発頭痛発作の発生源だと考え、全ての施術が、このコリを取り除くことを目的に行います。
					
					発作が起きている状態で施術すると、その場で痛みが消失することが多いので、1日中辛いという方は、どなたかに付き添ってもらい、なんとかいらして下さい。
					目を赤くして、涙が出て頭を抱えているような状態でも施術後には痛みが引きスッキリしてしまう事もたくさんあります。
					
					発作時は痛くて動けないという場合は、できる限り発作の起きにくい時間帯を狙って、ご予約下さい。
					約80%の方に1回目、2回目の施術で何らかの改善がみられ、平均して3~4回の施術で群発期を終えることができます。
					
					しかし改善がみられるまでに少し時間がかかってしまう方もいます。そういった場合、自分にはこの施術方法は合わない、良くならないと思ってしまいがちです。
					群発期は、期間が限られています。
					できる限り早く症状改善するよう努めますので、少し粘り強く治療を続けて頂けますと幸いです。
				
予防調整の重要性
					群発頭痛という病気の特性上、ほとんどの方が群発期に入ってからご相談を頂きますが、長期間にわたり経過を追っていきますと、明らかに予防調整の方が有効だということが分かってきました。
					予防の方が、群発期を回避できる確率が断然高くなります。
					
					更に予防調整の場合、反動で発作が出てしまうこともなく、更に安心して施術をお受け頂けます。
					症状が重く、群発期中に改善が難しかった方々も、しっかりと予防していけば次の群発期をやり過ごせる可能性が非常に高く、また群発期がきてしまっても軽く済むことがほとんどです。
					
					群発期を終えると改善へのモチベーションが下がり、通院がご面倒になってしまいがちですが、是非予防を続けて下さい。
				
					悠鍼灸院・整骨院・整体院での群発頭痛施術による注意点
					当院では整体や指圧、マッサージのように筋肉を揉みほぐすような手技を用いて群発頭痛の施術を行っていますが、ごく稀にこのような刺激が体質的に合わない方がいらっしゃいます。
					
					もちろんプロとして施術に当たっておりますので、問診や触診で、お体の状態や性質を十分に把握し、細心の注意を払っています。
					初回から意味もなく、無謀な施術をすることは、一切ありません。
					しかし、それだけ注意を払っても、施術方法の性質上、揉み返し等のリスクをゼロにすることが出来ません。
					体質的にこのような刺激に敏感で、過剰反応が起きてしまう方は、当院での施術は合わないことがあるということを、ご理解ください。
				
経過のパターン
当院での群発頭痛の経過パターンは以下の4つに分かれます。
- 
						初回から症状が改善されるパターン
 ご来院頂いた当日、翌日と明らかに症状が軽減され、施術を重ねていくと更に改善していきます。
 
 このパターンに入りますと、非常に楽です。
 
 日に日に症状が楽になり、群発期も大幅に短縮され、苦しみから解放されていきます。
 このパターンですと、次の群発期もほぼ間違いなく、上手くいきます。
 間隔を長く空けてしまうと、症状が少し戻ってきてしまうこともありますので、施術間隔を短くすることを、おすすめしています。
 
 理想は2週間で、3~4回施術して、通院終了。
 群発期の通院は、短期間集中。
 発作が出なくなれば、それでOKです。
 
 
- 
						効果が現れるまでに、複数回の施術が必要なパターン
 症状改善までに、複数回の施術が必要になってくる場合もあります。
 
 理由は様々ですが、治療を重ねれば、多くの場合改善していきます。
 群発期は辛く、精神的にも苦しい所ではありますが、諦めずに通院して頂けますと幸いです。
 
 
- 
						一時的に悪化するパターン
 患者様の中には、非常に敏感な体質の方もいます。
 
 どうしても施術後に、好転反応が出てしまうことがあります。
 施術した翌日に、MAXの発作が出てしまったり、場合によっては、帰り道に発作が出てしまうこともあります。
 
 しかし、こんな場合でも、治療を重ねていけば、多くの場合改善に向かいます。
 また一時的なこともありますので、冷静に症状を見守って下さい。
 
 
- 
						群発期に施術を開始しても、大きな改善がみられないパターン
 施術後はスッキリしたりすることもあるが、それ以降は大きな改善がみられないこともあります。
 
 発作の痛みレベルが少し軽くなるだけでしたり、全く変化が出せないことももちろんあります。
 MAXの発作ばかり出てしまう方にとっては多少の苦痛軽減にはなりますが、満足がいく結果ではありません。
 治療法の改良により、このパターンになる確率はかなり減りましたが、症状が重い方やイミグラン点鼻薬や皮下注射、プレドニンを長年使用し群発頭痛をこじらせていると、予防治療が必要になってくる場合もございます。
 
 定期調整の目安は1~3カ月に1回で、周期や症状の重さによって変わってきます。周期が安定している場合は、群発期開始の3ヶ月前くらいから治療開始するのも効果的です。
 
 ★群発期に治療開始して全く効果が無かったが、定期的な予防治療によって劇的改善がみられた方の症例がございますのでご参考下さい。
 
 
					基本的に3~4回の施術で群発期を終了できることが多いですが、それ以上になってしまう事ももちろんあります。
					
					遠方からの患者様も多く可能な限り早期回復を目指していますが、全ての方に同じ効果が出せるわけではありません。
					
					しかし施術自体は無駄ではなく次の群発期で「効果が出やすくなる」、「痛みが軽減する」、「群発期が短くなる」などの効果が見込めますので、短い期間ですから粘り強く調整を続けて下さい。
					
					初回にどのパターンになるかは実際に施術してみないとわかりません。
					しかし一度パターンをつかんでしまえば、群発期があまり怖いものではなくなり精神的にとても楽になります。
					
					タイミングよく施術すると、全く苦しまず群発期をやり過ごすことさえ出来ます。
					
					群発頭痛でお悩みの方は、今まで色々な方法を試している方たちばかりだと思います。
					
					「本当に整体や針なんかで良くなるの?」
					みなさんそう思って来院されます。
					あまりにも痛みが強いのでそう思うのも無理はありません。
					
					しかし当院の施術によって相当な苦痛軽減になっている方が多くいらっしゃるのも事実です。
					放っておいたら何も変わらないのであれば、ダメ元ぐらいの気持ちで当院の施術を受けてみて下さい。
					きっと、お役にたてる筈です。
				
群発期の注意事項
- 
						アルコール、飲酒
 群発頭痛の方の中ではもはや常識ですが、群発期中のアルコールは絶対にダメです。
 99%発作が起きます。
 飲酒して発作が起きない方は、群発頭痛ではないと言っても過言ではありません。
 
 当院で施術を受け調子が良くなったため、飲酒してしまい症状をぶり返してしまった方もいますので注意が必要です。
 
 また群発期終了後の飲酒再開の目処は約2週間ですが、これといった所見が体に出るわけではありませんので、こうなったから安心して飲んで下さいとはお伝え出来ません。
 個人差もありますので、あくまでも自己責任になります。
- 
						飛行機
 こちらも高確率で発作を誘発します。確率としては80%くらいでしょうか。飛行機に乗る際は、イミグランなどの発作止めをお忘れなく。
- 
						お風呂
 湯船につかりますと血流が良くなって、発作を誘発することがあります。
 アルコールや飛行機ほど高確率ではありませんが、注意が必要です。
 群発期にはほとんどの方がシャワーで済ませます。
- 
						山などの高所
 これは飛行機と同じで気圧が関係しています。
 群発期中に山奥の温泉は最悪の組み合わせとなります。避けましょう。
- 
						激しい運動
 運動で発作を誘発してしまうこともあります。
 こちらも血流が関係します。
 大丈夫な方もいますが、過敏な方は階段を駆け上がっただけで発作を起こすこともあります。
- 
						疲労、ストレス、睡眠不足
 群発期は、一年の中で最もつらい時期です。
 そんなときは出来るだけ体をいたわってあげましょう。
 疲労やストレス、睡眠不足は強い発作を誘発し群発期を長引かせます。
 施術の効果も悪くなるので気を付けて下さい。
慢性群発頭痛でお悩みの方
					悠鍼灸院・整骨院・整体院にも、まれに慢性群発頭痛でお悩みの方が来院されます。
					
					慢性群発頭痛の割合は非常に低く、来院される群発頭痛でお悩みの方の中でも0.5%しかいません。
					群発頭痛自体がまれな病気ですから、総数の少なさは明らかです。
					
					慢性群発頭痛の場合も、症状改善の可能性が十分にあります。
					まだ症例数が少ないため、分からない部分もありますが、少しずつ良い症例を重ねていきたいと思います。
					
					慢性群発頭痛は発症してしまうと、通常の社会生活を送ることは困難になりますので、施術で症状を改善することに大きな価値があると感じています。
					
					蛇足ですが、欧米では、慢性群発頭痛の割合が高い(10~20%?)という事を聞いたことがあります。ピストルで頭を打ちぬく自殺頭痛と呼ばれるのは、このような背景があるのではないでしょうか。
				
遠方からお越しの患者様へ
				遠方からお越しの際は近くのホテルに1泊もしくは2泊されることをお勧めします。
				
				一度の施術でかなり改善する事も多いので、一度思い切ってご来院下さい。
				症状が完全に消失しなくても、発作の回数や、痛みレベルが下がるだけで、かなりの苦痛軽減になると思います。
				
				最近では仕事で関東へ出張する度に来院して下さる方も増えてきました。
				やはり定期調整は非常に有効です。
			
埼玉県坂戸市 青木様
				青木様の症状詳細と症状経過
				発症年齢は19歳で、このころは半年に1回2週間~1カ月の周期で来ていた。30歳を過ぎたころから1年に1回、2カ月の周期に変化。最近は毎年春、ゴールデンウイーク前に群発期が始まる。
				
				しかし初回来院時は12月でこの時期の群発期はイレギュラー。
				こういう場合は春にもう1度来てしまうとのこと。
				発作は1日2回で就寝2時間後と起床後すぐ。
				イミグラン皮下注射を使用して発作は10分程でなくなるが、その後も頭重感は強く残り仕事に行けない。
				
				施術の経過は1回目から症状に変化があり、3回目の施術後からは大分落ち着きました。
				発作時の痛みも強く、1日中ずっと頭重感が残りかなりの苦痛を伴うため、現在でも月に1度定期調整にいらしています。
				
				そして4月の後半に右眼の奥にモヤモヤと群発期の予兆が始まりましたが、頭痛に至るまでもなく2週間程で消えました。
				ゴールデンウイークに頭痛なしで過ごせたのは初めてだと喜んで頂けました。
			
神奈川県川崎市 飯島様
				飯島様の症状詳細と症状経過
				30年程前に群発頭痛を発症。2年に1回のペースで期間は3~6カ月(以前は2カ月だった)。
				1日の発作回数は2~5回、痛みが強いため嘔吐する。
				
				イミグラン点鼻薬を使用するが効果は薄い。使用本数は1回の群発期につき4~50本。
				「群発期はまさに地獄。」
				
				飯島様は比較的症状が強く、期間も長い群発頭痛のタイプでしたので、完全に鎮静化させるまで、7回施術にいらして頂きました。
				
				しかし1回目の施術後から明らかに痛みレベルと頻度が軽くなり、あまり効かなったイミグラン点鼻薬も効き始めました。
				
				途中調子が良くなったため、チョコレートをたくさん食べてしまい、症状をぶり返してしまったこともありましたが、順調な経過でした。
				現在は群発頭痛根絶に向けて定期調整を継続しています。
			
群発頭痛施術に関するよくある質問
- どれくらいで治りますか?
- 
						どうしても個人差が出てしまいますが、1~2回目の施術で何らかの効果を実感されることが多いです。
 
 効果が出やすい方は、2~3回で群発期の施術を終えることができます。
 平均すると3~5回くらいになります。
 
 場合によってはもう少し長くかかってしまうこともあります。
 群発期が来る度に施術をしていると痛みの強さも減り、施術も効きやすくなる傾向にあります。
 
 そしてだんだんと周期が長くなり、やがて群発期が来なくなります。
 完治までの年数はまだデータが足りず研究段階です。
 はっきりと分かるようになりましたら、お伝えしていこうと考えています。
- 絶対に治りますか?
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						申し訳ありませんが、絶対とは言い切ることはできません。
 
 私自身、強い思いを持って施術にあたり、100%の改善率を目指しています。
 今まで改善出来なかった方の多くは数回施術して改善せず、それ以降来院がなかった方たちです。
 
 私の力不足や説明不足。遠くて通院が難しい方、諦めてしまったなどの理由だったと思います。
 
 できる限り早い段階で改善するように最大限努力してまいりますので、諦めずに施術させて頂けると幸いです。
 
 何度も申し上げますが予防施術は本当に有効的ですので、自信を持ってお勧め致します。
- 副作用はありますか?
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						ごくまれに施術を受けた反動で発作が出てしまったり、施術後、直近の発作が強めに出でしまう方がいます。
 
 この場合でも施術によって薬の効きが良くなりますので、イミグラン等の頓服薬が効く方は大きな問題にはなりません。
 効きが良い薬をお持ちでない場合、一時的に苦しい思いをさせてしまいます。
 
 しかしその後に症状が改善されていくことの方が重要と考えておりますので、ご理解頂けますと幸いです。
 
 反動が起こる確率は非常に低いですが、どんなに気をつけても避けられないことがあります。
 整体やストレッチ、筋肉を揉みほぐすような施術を行いますので、いわゆる揉み返しのようなこともまれにあります。
 
 素人ではありませんので十分注意して施術していますが、体質的に揉み返しが起きやすい方がいます。
 基本的にこちらも一時的なものではありますが、元々そういった刺激を体質的に全く受け入れない体で、過剰に反応が起きてしまう場合は当院の施術は合わないと考えます。
- 揉みほぐすような刺激は血流が良くなって逆効果ではないですか?
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						はい。確かに理論上は悪化します。
 施術を受けて頂いた方の中にも一時的に悪化してしまう方もいます。
 
 しかし施術方法も日々見直しておりますので、悪化のリスクは極めて低くなっています。
 またそういった方でも、その一時的な辛さを乗り越えていけば改善に向かいます。
 
 当院では発作の原因である血管拡張は首肩の筋緊張から起こる神経の炎症と急激な血流増加だと考えています。
 ですから筋緊張がなくなり根本の原因なくなれば、そもそも血管拡張が起きなくなるということになります。
 
 どうしても反動が怖いという方は、そのリスクがない群発期終了後に施術を受けて頂けますと安心です。
- 通院ペースはどれくらいですか?
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						症状改善がみられるまで、なるべく間を空けずに通院して下さい。
 
 理想は3日に1回、最低でも週1回。7日~14日で終了となるのが理想です。
 施術後に揉み返しが起こす方がまれにいらっしゃいますので、その場合は少し間を空けます。
 
 群発頭痛は信じられないくらい激痛で、期間も限られていますので、早めに改善してしまうことがポイントです。
- どうして群発頭痛を専門としているのですか?
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						これは本当によく聞かれます。じつは私自身は頭痛持ちではありません。(子供の頃は片頭痛持ちでしたが)
 
 元々、頭痛施術には力を入れていました。
 そうすると2年に1回くらい群発頭痛でお悩みの方が来院され、施術するとものすごく改善していました。
 
 とても喜んで頂けるので、こちらも嬉しくなり、たくさんの群発頭痛を改善したいという思いが芽生えました。
 
 群発頭痛のことは知っていましたが、実際に施術したことがきっかけで、群発頭痛の発作動画をYouTubeで見ました。
 これは自分が施術可能な病気の中で最強の痛みだと確信し、施術経験を重ね今に至ります。
 
 群発頭痛の痛みを理解することはできませんが、群発頭痛で悩む方の気持ちを日本一理解しているつもりです。
ご案内
 
- 診療時間
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						診療 
 時間月 火 水 木 金 土・祝日 
 9:00
 ~
 17:00日 院長 
 午前9:00
 ~
 13:00
 午後15:00
 ~
 20:00○ ○ ※秋葉原 ○ ○ ○ × 副院長松下 
 平日
 16:00
 ~
 21:00
 土日
 9:00
 ~
 12:00○ × ○ × ○ ○ ○ 山田(悠) 
 10:00
 ~
 15:00○ ○ × ○ ○ × × 
 
- 休診日
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						土曜・祝日の診療時間は
 9:00~17:00になります














